小学生の頃に、よく我が家に出入りしていたミキさん!あの頃で40才をこえていたんかな?ミキさんは我が家にやってくると、棚の上にある新聞をまとめてミキさんの自宅に持って帰ります。ミキさんは、ちょっと変人やけど、子供ながら安心できる人でした!今ならなんちゃら障害とか名前がつくんでしょうが、時代も大らかでした!ミキさんは一種の天才で、記憶力は抜群の人で、頼まれもしないのに、風呂帰りのミキさんに会うと、私に話し掛けてきて、当時南海ホークスにいた、森口選手の昨日の成績を話し掛けてきます(笑)、また鉱石にも詳しく、ポケットから鉱石を取り出してこの金色のが黄銅鉱やとか、水晶やとか、色々教えてくれます(笑)! いつもながら、ミキさんは仕事は何をしてんのかなと不思議に思ってました。ある時にミキさんがふいに、森口の坊ちゃん、これあげるわと鉱石のコレクションを私に渡してきました!ミキさん、ありがとうと言うと笑ってミキさんが帰っていきました。しばらくしてミキさんの家の前を通ると売り家の張り紙がしてありました!数年後になって、ミキさんの両親が亡くなり、ミキさんは親戚の世
話で施設に入ったらしいと家を処分して、食っていけるようにと 施設に入ったらしい。たまたま、押し入れから出てきた鉱石コレクションをみてミキさんを思い出しました!ミキさん元気かな?まだ、南海ホークスと鉱石を喋っているんかな?
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