我が家には、現在、菜切り包丁がありません!刺身、出刃の鋼の包丁があるのですが、菜切り包丁が安物の包丁ならあります。コイツが研いでももう歯がね!あかんねん!さて、何にも知らずにいつも通り道にある創業380年の包丁店に行き、「すいませんが、冷やかしになるかも知れませんがみせてもらってよろしいですか?」と入りました。京都は一見さんお断りですの意識がありますので、ビクビクしながら!主が出てこられて、菜切り包丁を欲しいと伝えるとおもむろに奥から菜切り包丁を取り出してきて、みせて頂きましたが!値段が値段が書いてないんですわ!言い値か時価?しかしながら、三本の菜切り包丁(牛刀に近い)形は、ずっしりとした重みがあり、刃渡りの輝きが違いますねん!また、奥からもう一本の包丁を持って来られまして、明らかに包丁の格が違いますねん!造りも劣るような感じで先ほどのが38000円です!此方は、20000円です!とほぼ倍額です!包丁一本サラシに巻いてとあるように38000円のなら一生モノです!しかも、主が曰わく38000円のなら20〜30年は保証します!また、研ぎに出されたら長持ちしますよと!200 00円のは10年持てば良い方かな!木の柄の造りが違うので、高価な方がよいとの事でした!私の心の中は「これは、イケズか!?一見さんお断りか!?」う〜ん!京都の怖さを久しぶりに感じました!二通りの考え方がありまして、一つは、確実に「イケズ」で此方の足元を見て高いのを出しているのと!もう一つは、高いのやけど、こうこうこういう理由があり高いねん!そこを理解してね!と言っているのか!微妙です!しかし、今回はあくまで下見なんですよ!下見なんですよ!と言ってますから、堂々と帰りました!さぁ、私はいくらの包丁を買うでしょうか?