墨をすってる人に偶々会いまして、墨ってよい匂いがするんですよ。知ってますか?膠の香って言うのかな?最近は、墨汁を、硯に入れてする人がいますが、香はたちませんね。ちなみに、その墨をすってる方にどれくらいかかるのですか?と聞くと、心が落ち着くまでとなんとも言えない答えでした。すりながら考えているみたいですね。さて、昔は大福帳って言うのが、商売をしている家にはありました!凄いのは、和紙に墨で書くと滲まないのです。つまり、膠が接着剤の代わりになるのです。だから火事が起こっても大福帳を井戸に投げ入れて火事が沈下してから乾かすと元通りになります。まさに、蛙の小便です。